━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.00142━2013.2.13━
■間違いだらけの資格取得術 ~メルマガ編~□
◇第142号「芥川賞75歳受賞作家、今後はどうなる?」
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■まだまだ、寒い日が続いています。
春が待ち遠しい季節です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
資格コンサルタントの末木紳也です。
■ところで最近、ビッグなニュースがありました。
先月、芥川賞と直木賞の受賞者が決まりましたが、芥川賞はなんと御歳
75歳という至上最高齢年齢での受賞者がでました。
これは一言で言えば、快挙でした。
不景気で先行きが見えない今の日本で、中高年者にたくさんの勇気や
希望を与えてくれたと思います。
■ただ、私は一方でこうも考えました。
75歳で芥川賞をもらったのはたしかに凄い。常人じゃできない。
でも今後、作家として活動していくのなら賞の意味はあるのだろうか?
さすがに、これは遅すぎはしないだろうか?
作家として残された時間はどれくらいあるだろうか?
芥川賞は純文学に与えられる最高の称号、名誉ある文学賞です。
今回の受賞は(才能があるのはもちろんですが)長年文筆活動に励んで
きた方へのご褒美、あるいは“上り”みたいな感じも多少するのです。
■当然ですが、芥川賞を取った作家でもその後、鳴かず飛ばずになっている
人は数多くいます。
一方の直木賞は大衆文学なので、受賞後も一線で活躍している人は多い。
たしかに、芥川賞のようなメジャーな賞を取ることは作家冥利に尽きると
思います。ただ、もし○○賞を取ることだけに頑張って苦節何十年なら、
結構イタイ話だと思います。
■作家も資格士業者と同じで、本人さえ望めば生涯現役は可能です。
また、いくつで資格を取ろうが基本的に自由です。
50歳で司法試験に受かろうが、60歳で税理士になろうが本人次第です。
それでも、目には見えない賞味期限のようなものはあると思います。
タイムリミットはあるのではないか?
■作家は現代の世相に反して、ピント外れの本を書けば即読者に相手に
されなくなります。これは認めたくはないですが事実です。
資格の世界も作家の賞と同じで取ることイコールゴールではないのです。
資格も70代くらいからは使い道が結構、厳しいのではないかと思います。
資格の世界は取ってからが本番です。
取ってからといって浮かれているような場合じゃありません。
■ただ、黒田さんの場合は少し事情が異なるようです。
作家は皆、初めての作品で賞を受賞するわけではありません。
長年、書き溜めていた作品が少なからずあります。
黒田さんにもストックがあるそうでそれらの作品を順次、出版化して
いきたい希望があるそうです。
賞をもらったことがきっかけで、作家デビューできたとすれば
それは、やはり超ラッキーなことかもしれませんね。
■ただ、あくまで私の個人的な感想ですが、メジャー賞を取って
食えない作家より賞などに一生縁がなくてもベストセラーを量産
できる作家のほうが何倍もいいと思ってしまいます。
プロ野球にはドラフト1位で消えていった選手もいます。一方で、
ドラフト下位やドラフト外の選手でも名選手なった人もいます。
大切なのはいつの世でも「名より実」なのかと思います。
資格も取ることよりも、取ってから稼ぐことを考えたいものです。
本日もご愛読いただきありがとうございました。
◇編集後記◇
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この前のメルマガはたいそう評判が悪かったようです。私は別にAKBが嫌い
でもなんでもないのですが、単に興味がないだけで。別に失礼に当たるとは思
っていなかったのですが。AKBのメンバーは元メンバーを合わせても2~3
人しかわからない。ただAKBと資格って、どう考えても対極にあるような感
じがして、あんなメルマガを書いてしまいました(笑)
ヘビーローテーションを聞きながらAKBが資格を取ることを願っています。
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