━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.0010━2005.06.08━
■間違いだらけの資格取得術 〜メルマガ編〜□        
◇第10号 お笑い芸人に見る生き残り戦略 ◇
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■こんにちは。資格コンサルタントの末木紳也です。
 皆さんいかがお過ごしでしょうか。


■さて、本日のテーマですが、先々週から資格士業者の関するかなりシビアな
 話が続いていますので、今回はメルマガ創刊10号として思いっきりくだけ
 た話をしたいと思います。
 ですから、今日は皆さん、リラックスして気軽に読んでください。
 


■先日、新聞に高額納税者のランキングが掲載されていました。
 
 部門ごとの一位は、

【歌手】     宇多田ヒカル
【俳優・タレント】みのもんた
【作家】     西村京太郎
【スポーツ】   佐々木主浩(野球)

 と想像とおりの顔ぶれでした。

 でも、【俳優・タレント】部門で爆笑問題の二人がベスト10に入ってい
 たのは意外でした。
 
☆「あの二人、ああ見えてしっかり稼いでいるんだなぁ」という感じです。



■一般に、お笑い芸人は漫才師、コメディアン、ピン芸人等から構成されて
 います。昨今のお笑いブームは、新たなスターを生み中でもピン芸人の波
 田陽区や長井秀和、ヒロシなどは基本的にはワンパターンな一発ギャクし
 か持たないものの、今やどの放送局でも超売れっ子です。
 また、売れている芸人は、皆1つの決まったパターンを持っていることが
 わかりますよね。
 「残念!」「間違いないっ!」「ヒロシです...」etc.

 

■ところで、私はヒロシに個人的にライバル意識を持っています。
 私は、ほぼ同時期に同価格で同出版社から本を出しています。
 ですから、ヒロシには密かにライバルなのです。
 
 
 どういう本かご興味のある方は、

☆「サバイバル資格活用術」(末木紳也著)扶桑社 定価1260円(税込)
 
  本の内容は、
ここをクリック⇒ http://www.fusosha.co.jp/senden/2004/048145.html


★ちなみに、私の本とヒロシの本がどちらが売れていると思いますか?
 でも、あえて言わなくても読者の皆さんならもうお分かりですね。 

 ヒロシ風に言うと、 
(☆この前、街の本屋さんに行ったら自分の本が返品になっとったです。
  ...という感じです)。 

「ヒロシです」程度に私の本が売れていたら、私も数年は遊んで暮らせた
 かもしれません。

 (注)「ヒロシです」は最近、第2弾も出ました。
  
 

■皆さんは数年前、ダンディ○野というピン芸人がいたことはご存知ですか。
「ゲッツ!」で一世を風靡したあの芸人ですが、最近テレビで見かけませんね。
 私は、あの高校の学芸会風のネタが結構気に入っていたのですが、今彼はど
 うしているのでしょうか?それとも、地方での営業回りでしょうか。

 今日は、だんだん黒い芸能界のようなのりになってきてしまいました。
 (反省)


■お笑い芸人の世界も生き残りが厳しく、10年以上前にデビューして生き
 残っている人たちはほんの一握りです。とんねるず、ダウンタウン、爆笑
 問題、ナインティナインetc。
 では、どうして彼らだけはこんなに長持ちしているのでしょうか?
 この人たちに共通することは、今や皆レギュラー番組を持っていることで
 す。番組の中で人を笑わせることはあっても、彼らはもはや漫才やコント
 の世界には戻らないでしょう。また、戻る必要もありません。
 一方、レギュラー番組を持てなかったダ○ョウ倶楽部は、後輩たちの凄ま
 じい追い上げにより、最近は徐々に存在感を無くしつつあります。
 私なり考察すると、彼らは昔からアドリブがあまり効かない点に欠点があ
 りました。
 
 


■私なりの分析ですが、お笑い芸人が生き残るには「進化」が必要ではない
 かと思います。いつまでも、漫才、コント、一発芸の領域を出られないと
 いつか大衆から見放され飽きられてしまいます。
 運良く時流に乗って人気者になっても、廃れるのも早いのがお笑いの世界
 です。
 常に、新しいネタを模索することは当然必要ですが、ある時期になると漫
 才やコントの領域からひとつ上に登らないと芸能界では生きられないのが
 常識です。レギュラー番組を持って仕切れるだけの能力、言い換えれば、
 マネジメント能力のようなものが備わっていないと生き残りは厳しいよう
 です。
 もっともこれは努力だけでなく、持って生まれた才能も必要ですが...


■タモリが既に20年以上も「笑っていいとも」を続けていけるのは、十分
 なマネジメント能力が備わっていることといっても過言ではありません。
 タレント性だけではなく、番組を仕切れる能力があるように思います。
 一生、漫才だけで通せたのは「やすきよ」ぐらいでしょうか?
 いえ、やっぱりレギュラー番組を持っていました。
 
 ピン芸人や自分のネタ以外のことは一切できないというような芸人は、変
 化の激しい今の時代には受け入れられないのです。
 

■それで、お笑い芸人と「資格」にどのような関係があるか?

 ー 単刀直入に言うと関係ありません。

 お笑いは才能の世界ですから、資格なんて最初から必要ありません。でも、
 たった一つ確かに言えることはお笑いもビジネスの一つであるということ
 です。ですから、当然お笑い芸人にも進化が必要となります。
 
 資格士業もやっぱり進化が必要ですね。数十年前に事務代行業で食べられ
 ていた良かりし時代はとっくに終わっちゃいました。
 提案力、問題解決能力等プラスアルファの要素が現代の資格士業には求め
 られているのです。
 余談ですが、時にコンサルタントにはタレント性も時に必要です。オーラ
 のない人はコンサルタントには向かないと言われます。
 コンサルタント業はタレント業と言う方もいます。
 クライアントに夢や希望を与えるのもコンサルタントの大切な仕事の一つ
 ですので、ある意味当たっているかもしれません。


■十年後のあなたが「残念!」でなく「間違いないっ!」と言われるように
 今から資格を取得した際の戦略も十分、考えておきましよう。 
 今日は、思わぬ展開になってしまいましたことを深くお詫びいたします。


 本日も最後まで、ご購読いただきましてありがとうございました。
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 ☆今日のワンポイントアドバイス☆

 ■資格士業も「お笑い芸人」同様、進化がないと生き残れない時代である。


 ■単なる事務代行業から脱皮するために、提案力、問題解決能力等の
  コンサルティング能力をを身に付けよう!
 
 ■普段からマネジメント能力を磨くこと、タレント性もビジネスには重要な
  要素である。センスを磨こう!

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 □資格に対する考え方が少しは広がりましたか?
 次回は「誰でも成功するビジネスモデルは本当にあるか?」をテーマにお送り
 いたします。
 お楽しみに!
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◇編集後記◇
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■発行者 「■間違いだらけの資格取得術 〜メルマガ編〜□」末木 紳也
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